望み

自分の感情がイヤだった

感情を感じて
右往左往して
執着して
嫌悪して
上がれば下がって
いつもフルマラソン状態
いつまでも苦しい

穏やかで
安定して
揺れない自分に
なりたかった

でも
気がついた

心の修行をすれば
何十年もかかることもあるけど
ある程度
穏やかな状態は
保てるようになる

でも
気がついた

かつての自分のように
苦しんでいる人を
無視したくないなら

感情の揺れを
感じることを
やめてはいけないのだと

この世のしくみ
良い悪いという判断に揺れる
自分の感情を
常に感じながら

自分の中の
平和な感覚
真の調和を
できる限り表現する

両方の感覚を持っている
ということが

わたしの望みを
叶えるうえで
大切なことだったのだと

それを知るための
体験を
ずっとずっと
いただいていたのだと
気がついた